BlueRebirth Maker ー 再生原料製造メーカー
リバー株式会社
執行役員 事業本部 事業統括部 部長 山下 勇一郎 様
自動車/部品/材料メーカーにおいて再生材ニーズが高まる一方、日本国内は働き手不足が年々深刻化、また適正な許可や設備を持たない違法解体業者が急増しており危機的な状況です。BlueRebirthの取り組みは、それらの課題を解決できる大きな手段であり、早期に社会実装し再生材の安定供給体制を確立したいと考えています。動脈/静脈企業・大学・国が思いを一つにして取り組むことができれば、課題を克服でき最終目標に到達できると確信しています。
株式会社マテック
石狩支店 営業部 企画担当部長 小場 啓伸 様
動静脈連携は昔からその必要性が語られてきましたが、至るところで二律背反の課題があり膠着しているのが現状です。BlueRebirthはELVの自動精緻解体というイノベーションでそれを打破し、本気で水平リサイクルを目指す取り組みです。資源循環について議論を重ね、施策が次々と社会実装される未来に期待しています。まだ道半ばで課題も山積みですが、今年度で得た様々な業界・立場の方々の結束を糧に、必ず目標は達成できると確信しています。
九州メタル産業株式会社
未来プロジェクト室 登 優友 様
今後、自動精緻解体システムが確立できれば、効率的に単一素材を回収でき、リサイクル効率が飛躍的に向上し、国内の資源循環が促進されると感じます。今回プロジェクトに参加し、資源の再利用と環境負荷の低減に向け、動静脈一体となり循環型経済の実現に向けた大きな一歩を踏み出せたことに感動しています。今後もこの技術の発展と普及に貢献し、実現に寄与していきたいと感じました。
金城産業株式会社
業務部 部長 好川 正洋 様
人の手では困難であったり時間を有する作業を、BlueRebirthのシステム構築によって有用な再生資源を可能な限り作り出し、将来のCar to Carを実現してほしいです。また、現状の解体業務で行っている精緻な解体とBlueRebirthで考える精緻な解体では考え方や手法が全く違い、新たな可能性に気付けました。本プロジェクトが動静脈連携の強固な架け橋となり新しい仕組み作りを牽引してくれると確信しております。
BlueRebirth Partner ー 材料メーカー
材料メーカー
担当者 様
自動精緻解体という革新的な技術に基づくBlueRebirthには、従来の方法では限界があった使用済み自動車の資源循環を飛躍的に進化させる可能性があります。ELVの手解体ならびに自動精緻解体の見学を通じて、資源循環を推進する上での精緻解体の重要性と自動化の必要性を改めて実感しました。また、樹脂部品の再資源化検討を通じて新たな知見を多数得ることができ、当社にとっても参画意義の大きい取り組みとなりました。
材料メーカー
担当者 様
自動精緻解体技術の活用により、廃車から高品質な再生原料の回収が可能となることで資源の有効利用の最大化・資源の循環利用が促進されます。これによる廃棄物から新たな価値を創出できる循環型経済の確立、廃棄物の削減と持続可能な資源管理の実現および静脈企業での人手不足問題の改善に期待しています。高度な自動精緻解体技術に触れ、技術革新と持続可能性の両立を目指す取り組みに誇りを感じますし、持続可能な未来への希望を強く抱きました。
材料メーカー
担当者 様
ELVを回収、解体し、リサイクル樹脂として再利用するサプライチェーンを確立するためには、ロボットによる精緻解体により、経済合理性と回収する樹脂の品質を両立させることが必須であり、精緻解体技術確立を強く希望します。精緻解体の現場を見学し、この短期間で、ロボットによるELV解体技術がここまで進化していることに驚いています。海外では有効利用できない樹脂部品もリサイクル可能となり、日本が世界をリードする未来を夢見ています。
材料メーカー
担当者 様
担当しているPPS樹脂について、ELVから取り出した廃材を成形可能な材料へ仕立て直すリサイクル技術の確立を目指したいと考えております。未来像としては、静脈側の各企業が参画して一気通貫型に拠点化したほうが、経済的合理性や効率の面で良いかと存じます。デソー阿久比製作所のELV自動化精緻解体ラボを見学させていただき、その本気度と熱い想いを感じ取れました。弊社も異物除去等の解決すべき課題について全力で取り組んで参ります。
材料メーカー
担当者 様
循環スキーム構築において、取り出されるスクラップの価値次第では技術的なアプローチだけでは不十分で、リサイクル関連の法整備や補助金によるインセンティブなどが必要なケースが出てくると思います。BlueRebirthには日本自動車工業会や政府への働きかけなどのロビー活動も含めて影響力を発揮することを期待しています。
材料メーカー
担当者 様
本プロジェクトにおいて「マテリアルのトレーサビリティが取れること」「マテリアルが原料として製造メーカーに適切に戻ることによる廃棄物、ダウンサイクルゼロ」に期待しています。また、「自分で生み出したマテリアルは、自分でリサイクルする世の中」を実現したいと考えています。道のりは長いですが、その中でも着実に解決していく課題はあり、本プロジェクトで体現している技術実証を繰り返していくことが大切だと思います。
材料メーカー
担当者 様
ELVから高品質な資源を最大限回収し、かつCO2の発生を抑制するシステムにより、Carto Carにおける水平リサイクルを実現することで、自動車を通じて持続可能な循環型社会に貢献するイノベーションの一翼を担いたいと考えています。オール・ジャパンとも言える産官学連携のスケールの大きさと、自社とは異なる視点からの意見や提言は非常に刺激的でした。
BlueRebirth Partner ー 部品メーカー
部品メーカー
担当者 様
私達は、BlueRebirthが日本の自動車精緻解体と資源再利用の起爆剤となり、動脈産業と静脈産業の融合による循環型経済の実現を期待します。今回の活動を通して精緻解体の現状把握、ロボット技術への期待、ELV部品回収の新たな課題など貴重な知見、経験を得ることができました。これらの経験を基に、今後は抽出された課題の解決に向けて、動静脈連携による具体的な活動の展開を願っています。
部品メーカー
担当者 様
当社では機能だけでなく、外観品質が求められる製品も取り扱っており、精緻解体による高品質な再生材に期待しております。自動車由来の再生材を再び自動車部品に適用することで、Car to Carの資源循環につなげてゆきたいと考えます。また、精緻解体由来の再生材について、その材料性能および課題の一端を把握できました。解体事業者の方など静脈側の皆様と交流させていただく貴重な機会をいただき、自社製品に対する解体視点でのニーズを知ることができました。
BlueRebirth Partner ー 完成車メーカー
完成車メーカー
担当者 様
資源ナショナリズムの動きがみられる中、資源循環は世界的な潮流となっていますが、鉱物資源に乏しい日本にとっては特に重要な取り組みだと考えます。BlueRebirthでは他に類を見ない動静脈が融合した取り組みが実現できており、日本が資源循環で世界をリードできる未来の実現に繋がると期待しています。資源循環を志向する動静脈プレーヤーが、多角的な視点から一体プロセスについて協議できる貴重なプラットフォームであり、有意義な活動だと感じています。
完成車メーカー
担当者 様
BlueRebirthの下で素材~部品~OEM~解体の各プロセスの最適化を目指し、産官学が連携してELV精緻解体技術開発の活動をすることで、サーキュラーエコノミーにおける新しい価値を日本から発信できることを期待しています。また、BlueRebirthでの活動を通じて、OEMとしてはライフサイクルを考えた設計基準というものを構築したいと思っています。
応援をしていただいている法人・団体の方々
東京大学
大学院工学系研究科
人工物工学研究センター 教授
梅田 靖 様
水平リサイクルが困難で、日本社会で大きなインパクトのあるELVリサイクルに対し、これ までとは全く異なる発想の全自動リサイクルシステムが構築されること。本取り組みを通じ て、動脈、静脈の区別なく、資源循環価値を創出するビジネス・エコシステムが構築されるこ と。さらには、本取り組みが国際的に発信されて、大きなインパクトを与えることに期待して います。
早稲田大学
早稲田大学理工学術院 教授
早稲田大学 創造理工学部長・創造理工学研究科長
東京大学大学院工学系研究科 教授
所 千晴 様
サーキュラーエコノミー実現に向けて、世界の潮流となりつつある「高精度再生材」を得る「リソーシング」確立のためには、従来のリサイクル技術の高精度化に加え、まさにBlueRebirthが取り組んでいる「入口の解体から精緻化する」アプローチが不可欠です。本プロジェクトが、世界に先駆けたプログラムとして、最先端のモデルケースとなることを期待しています。
公益財団法人 日本生産性本部
コンサルティング部
エコ・マネジメント・センター長
喜多川 和典 様
自動車メーカーは、製造段階では最高品質の製品を作る意気込みで取り組んでいるにもかかわらず、一旦使用済みになると、そこに保持されている価値を十分に活用しようとはしていない。BlueRebirthの自動精緻解体技術によって、廃車がメーカー経営の持続可能性を支える重要なアセットであると認識する未来が訪れることを期待する。折しも、中古部品および再生材の利用を義務付ける法案がEUにおいて公表され、機運盛り上がるなか、情報共有した関係者とともに本技術が社会実装されるよう取り組んでいきたいと思います。
早稲田大学
理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科
講師 / 博士(工学)
小板 丈敏 様
BlueRebirthでの動静脈一体となったELVの自動精緻解体プロセスの技術実証の成果をもとに、今後もELV解体事業者、材料メーカー、自動車部品メーカー、研究機関が一丸となって、プロセスの持続可能性および自動車産業のサーキュラーエコノミーの確立に期待しています。本プロジェクトでは、何より垣根を越えた活発な議論・検討ができ、この実証のプロジェクトは日本の自動車産業のサーキュラーエコノミーの実現に不可欠であると感じました。
株式会社野村総合研究所
サステナビリティ事業コンサルティング部
プリンシパル 樹 世中 様
サーキュラーエコノミーの実現に向け、供給・利用の双方にとって付加価値が見込める技術・スキームが必要不可欠であり、BlueRebirthを通じて再生原料の品質(特性や機能性を最大限を活かす)と信頼性を引き出すと同時にコスト合理性を実現する新しい動静脈が連携したサーキュラー型産業の形成に期待しております。